開店までの道のり#5

書店員はYoutuberになりたい

前回、前々回と本、カフェの運営について書いてまいりましたが、今回はこの本屋の3つめのコンセプト、ニュースについて書いていこうと思います。
ニュースとは様々な意味合いがあるように、この単語を聞いてみなさんが思い浮かべるものも様々でしょう。
私が今回考えているのは、「情報発信」というニュース、そして「Web上で」行うものです。
具体的にやりたいことは後述するとして、本とインターネット・Webの関係性について軽く触れておきたいと思います。
「ネット」というものは、よく本の敵として語られることがあります。
なぜなら、ネットはこの業界不振に一役買っているからです。
おそらく、一番打撃を受けたのは雑誌だと思われます。
昨今は、ネットで検索をすれば欲しい情報がタダで手に入る時代です。
雑誌はどうしても情報が遅れがちになりますし、料金も発生します。
「情報誌」としての雑誌の時代は終わりを迎え、魅力的な付録やネットよりも信用性のある確かな情報がなければ売れない時代です。
売上の多くを雑誌に頼っていた書店は、風前の灯火となりました。
そして更に書店の経営を危うくしたのは、「ネット書店」の台頭です。
あるいは、電子書籍もそうかもしれません。
運ぶのが重い、置き場所がない、書店で本を買うのが恥ずかしい、近くの書店に欲しい本がない、そもそも近くに書店がない、そういった悩みを持つユーザーに、このネット書店・電子書籍はものの見事にマッチしました。
正直な話、出版社と作者にとってはあまり関係ないかもしれません。
ネット書店で本が売れても、電子書籍がダウンロードされても、出版社と作者にはお金が入ります。
困るのは主に、紙を扱う印刷会社、流通を担う取次、そして本を売る書店です。
とりわけ書店の人間は、「ネット書店・電子書籍は認めない!」と言う方が多いような気がします。
さて、ここまでが昨今の事情ですが、私の意見はこうです。

「本屋もネットの恩恵にあずかろうぜ」

というのも、私が「朝起きればTwitterを開き、Youtubeを見ながら朝ごはんを食べ、本を読めば読書メーターに登録し、様々なゲームでオンライン対戦をし、ブログをぽちぽち書いている」というネット大好き人間であるわけです。
もはや彼氏です。
「まぢぅちのぴっぴ尊みしかない、いっぱいちゅき」という感じです。(ちなみに本命は福沢諭吉です)
インターネットは敵ではありません。
使い方次第で強力な武器になります。
以下、私がやってみたいことを挙げていきたいと思います。

☆ブログで日記をつける

いきなり何の変哲もない案が出てきて驚きましたか?私もです。
なぜこれがやりたいかというと、単純に他の人がやっていて、それに触発されたからです。
みなさん、東京の初台にある「fuzkue」というカフェをご存知でしょうか。
本を読むことに特化したカフェなのですが、そこの店主である阿久津隆さんが、ご自身の読書と生活を絡めた文章を毎週Webに公開しているのです。
先日、numabooksより「読書の日記」というタイトルで本にもなりました。
1000Pを超える大容量ですので、気になった方はぜひ日記のようにちまちま読んでみてください。
ただ本を読んで、ただカフェを営業している日々が綴られているのですが、これがとても面白い。
阿久津さんの文才のなせる業ということは重々承知しておりますが、私も挑戦してみたいのです。

 

☆ラジオを開局する

ラジオを開局すると言っても、本当に番組を立ち上げるわけではありません。
例えばツイキャスやpodcastを使って、本に関連して、そしてそこから派生して、様々なおはなしを提供する塲としたいのです。
ブログはいつでも見れる、比べてラジオは基本的にリアルタイムでの視聴となります。

こちらは媒体を含め、色々と模索中です。

 

☆Youtube配信をする

突然ですが、みなさんの夢はなんですか。
このブログを見ていただいていることから考えると、同じく本屋や、小説家・漫画家、カフェを経営したいなど、そんな夢を抱いている方が多いのではないかと思います。
私はといいますと、将来はYoutuberになりたいです。
はい、半分は冗談です。(半分は本気です)
現在、小学生男子のなりたい職業ランキングTOP3に入るYoutuber。
女子もTOP10入りはしていたと思います。
私は成人したいい大人ですが、私もなりたい。
さすがに本屋がゲーム実況をするわけにはいかないので、(ミステリー作家の某Nさんはやってますが笑)何か本に絡んだことをやりたいです。
ここでオススメしたいのが、すでに「ブックチューバー」という肩書を手にして活躍中の「ベルりんの壁」ことベルちゃん。
読んだ本を紹介したり、作家さんとコラボしたり、本関連のイベントを行ったり、その活躍の幅は様々。
そしてここが最重要ポイントですが、とてもかわいい。
とにかくかわいい。
休み時間、誰とも戯れず静かに本を読む文学少女に恋をしたことがある男子諸君、「あの子は一体何を読んでいるんだろう」、「同じ本を読めば感想を伝えるというキッカケになるかも」、と気になったことはありませんか。
ベルちゃんは、ベルちゃんと同じ本が読みたい!という購買意欲を刺激し、出版業界に貢献しているわけです。
私は見た目がちょっとアレなのでその手法は使えません。
ということで、おそらく無難にトークショーなどを録画して後日アップする、ビブリオバトルの生配信をする等をやっていくと思います。
イベントが軌道に乗れば、書店員によるスマブラ大会、作家によるスプラトゥーン大会、終電を逃したお客さんたちの桃鉄オールナイト、なんてイベントを開いて中継、とか楽しそうですね。

 

さて、私の考えるニュース関連は以上でございます。
本の話やカフェのコンセプトは、経営していく上で至極真面目に考えていますが、この分野はお遊びといいますか、自分が楽しんでやっていけるコンテンツを用意しようと思っています。
遊びというのは余白でもあると思います。
つまり、伸びしろです。
これは必要なことなのです。
決して私が遊びたいからという理由だけではありません。はい。
ちなみに、ネットショップは今のところ配置しない予定です。
私のお店でしか入手できないような代物があるようであれば、また考えます。